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2005年7月~2006年11月 ベトナムのハノイに住んで、ベトナム生活を満喫しました。 帰国後は、身の回りのこと少し更新しています。良かったらお付き合い下さい。
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吉野の父が造っている 桜の木彫りの「吉野雛」。
それを紹介したくて、2003年にホームページを作りました。

今回、お客様から吉野雛のご注文を頂き、
お送りさせていただきましたら、

長い間 大切に持っていて下さっているメールを 
お嬢様から頂戴しました。
ご紹介させてくださいね。


『早速吉野雛を送ってくださってありがとうございました。
綺麗な桜の懐紙と絵葉書も添えてくださり、明日病院に居る母に
見せるのが楽しみです。

大正15年、大阪で生まれた母は、小学生のとき林間学校で吉野に来て
お小遣いで吉野雛を買って、奈良へ嫁ぐときも持ってきて、
今も大切にしています。

数年前、父と三人で吉野へ行ったとき、太田さんのお店で
懐かしいお雛様に再開。
色鮮やかでひとまわり大きくなった同じデザインのお雛様(小)を
頂きました。

今年一月に脳出血で入院して、記憶に混乱が見られるようになりました。
自分に起きたこと、場所や時がわかりません。 
元気だった母に起こったことが哀しくてたまりません。 
なのに、ある朝、
「ずっと考えてたんだけれど、お見舞いに来てくださった○○さんに
吉野のお雛様を、、、」と言いました。
昨日、家にある古いお雛さまと数年前に買ったお雛さまを病院へ
持っていきました。

子供のときの記憶、三人で訪れた太田さんのお店、全てはっきりと
話せました。
お食事をご一緒していた患者さんたちも、このお雛さまを
とても喜ばれました。
男の方も、85歳の方も、、、、。
お守り雛が母と、母の周りの病む方々に喜びを運んできてくれますように、
心から願っています。

今も可愛いお雛様を作ってくださっていて、本当に良かった。
どうぞお身体お大切に、これからも、人々のお守りになるお雛さまを
彫り続けてくださいますように。
ありがとうございました。』


蔵王権現さんが、桜の木で造られていて、皆を守ると言う事から、
桜で彫られた小さい吉野雛も、守り雛として昔から伝わっています。

入院中のお母さんの心に届いた「吉野雛」。
本当に嬉しく思いました。
どうぞ、少しでもご体調が良くなられます様にお祈りします。

父も最近は年齢を重ねて、彫るのが辛いことがあるようですが、
体力が続く限り、造り続けると思います。
(桜の木は、堅いのです)

数日前から 東京で行われている奈良県物産展にも、
吉野町商工会からの依頼があり、出展したようです。
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無題
良かったですね
 受け取った方も送った方も幸せな気持ちでしょう
モーリー 2010/02/24(Wed)01:28:50 編集
Re:無題
大正15年生まれの方が、小学校の時に買って下さったのは、
50年近く前に 亡くなった祖父が造ったものです。

メール頂いて 暖かい気持ちになりました。
【2010/02/24 07:36】
ありがとう
さくらさん、このお手紙を ここに載せてくださって、ありがとうございます。
読ませていただく私の心にも 感謝と喜びが溢れました。
吉野のご両親さまのお顔が浮かびました。
私の大切な方々です。
小飛 2010/02/24(Wed)21:48:42 編集
Re:ありがとう
私もメールを頂いて心の琴線に触れました。
こんなにも大切にしてくださっていた事に感謝です。
【2010/02/25 10:10】
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