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2005年7月~2006年11月 ベトナムのハノイに住んで、ベトナム生活を満喫しました。 帰国後は、身の回りのこと少し更新しています。良かったらお付き合い下さい。
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人に勧められて 
“喪失学「ロス後」をどう生きるか?”
を読みました。

「あなたが私にとって
どんなに大切な存在だったか
気づくのが遅くてごめんなさい。
あなたへの感謝の気持ちは
言葉で言い尽くせないくらい・・・・。
今まで頑張って私たちを守ってくれて
本当にありがとう」

と書かれているのを読んで、
あー。私と同じ気持ちの人がいたのんだ・・・。
と思った瞬間、また 涙が・・・・


「喪失のある人生は、必ずしも不幸ではない」
という言葉に まだ全面的に納得できないまでも
元気をもらいした。
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図書館で 年に1回 朗読会があります。

下中先生の語りに引き込まれ、
物語の世界が 頭の中で想像されて
どんどん 引き込まれてしまいます。

そして いつしか私の心は 自分に引き寄せて
その物語を聴いているのです。

凄いです。

今回の本は2冊
「恋」 光野 桃著
「波光」 藤岡陽子著

ーーーーー

子ども達が小さかったころ まだ立派な図書館が無く、
隣の市の図書館へいったり、

近くの老人憩いの家に 移動図書館が来てくれたりして、
何冊も借りて帰ったことを
懐かしく思いだしました。

借りてきた本を、寝る前に読み聞かせをしたことが
とても楽しい時間でした。

それも今では 遠い昔の話になってしまいました。





「コーヒーが冷めないうちに」
「この嘘がばれないうちに」
そして 最近出た3作目「思い出が消えないうちに」

とある喫茶店の、とある座席の不思議な話。
その席に座ると、望んだ時間に戻れるという

ただし、非常にめんどくさいルールがある。

それでも、会いに行く。

という小説。

亡くなった人は、残してきた人が 
幸せに暮らすことを 望んでいる場面が出てきます。

最後のページに書かれていた言葉に 
久しぶりに 泣いてしまいました。

「私は思う。人の死自体が、人の不幸の原因になってはいけない。
 なぜなら、死なない人はいないのだから。
 死が人の不幸であるならば、
 人が皆不幸になるために生まれてきたことになる。
 そんなことは決してない。
 人は必ず幸せになるために生まれてきたのだから・・・」





妻が願った最期の「七日間」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
    詩「七日間」

神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください

一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたの好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ

二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバックやポーチ
心残りがないほどいっぱい作る

三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね
    
四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園手つなぎ歩く

五日目には子供や孫の 一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ

六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょうか
そしてカラオケで十八番を歌うの

七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう

神様お願い 七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時が来るのを待つわ
静かに静かに時が来るのを待つわ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

この詩が新聞に載ったことで その後、
本の出版につながったそうです。

冒頭の詩に続き
奥さんが書いた日記に ご主人が 返事を書いています。

突然 ステージ4 と宣告され、
手術したら 元気になって家に帰れるつもりで入院。
しかし 手術で腹膜播種の状態にあることが分かる。

その言葉の意味がどういうことかを知る

不安と戦い
抗癌剤治療に辛い日々を過ごし 

奇跡が起こらないかと 祈ったり 期待してみたり
だんだん現実を受け入れるしかない状態に なっていく

生きることの幸せを見つめなおし
何気ない日常が どれだけ大切な時間だったかに思いをはせ
残された時間を 大事に過ごし
感謝しながら 亡くなっていく姿。

そして残された者は、独立している子ども達に
世話にならずに 生きていければいい。
と思っている。

私の場合とは 男女は逆で、
経歴や住まいや年齢 勿論 いろいろ違って、

主人は抗癌剤治療すら できる状態ではなかったのですが、

あまりにも 同じ思いで ・・・
また、いろいろなことを思い出しました。





生まれたときから、かみさまや 見えないけれど
ひとりひとりを見守ってくれている存在たちと
お話ができる小学校5年生の女の子。
ママのお腹の中に入る前のことを憶えている。

この本の批評は、大きく分かれています。

本当に小学5年生の子が、こんなことをいえるのか?
驚くばかりです。

心が救われる言葉が いっぱいありました。



2017年 本屋大賞にノミネートされた
「コーヒーが冷めないうちに」の川口俊和著書の
「この嘘がばれないうちに」を図書館順番待ちで 読みました。

前作と同じ喫茶店で、ある座席に座ると望んだ通りの時間に移動できる。
ただし ややこしいルールをクリアーしなくては なりません。
それをしても 過去に戻りたい人が来て、
繰り広げる 心温まる4つの奇跡。

身近な人が亡くなったことを 自分の性だと責め続けた人が、
「幸せになっていいのです。」と思えるようになる。

「亡くなった人が、生きている人の幸せを祈っているのです。」
というのが、ベースにある。

「あの日に戻れたら、あなたは誰に会いにいきますか?」
という プロローグの言葉。

私は、決まっているけど。
こんな喫茶店が、あったらいいのにね




4か月ほど前 本屋さんの店先に 山積みなっていた
「君たちはどういきるか」の漫画。

それと「100分de名著」別冊 「池上氏の特別授業」を読んで・・

ちゃんと「君たちはどう生きるか」を読んでみたいと 
図書館のウエイティングリストに登録。

「文庫だったら5人待ち、漫画だったら9人待ち。」とのこと。

忘れていたころ、図書館から連絡があり、文庫を読みました。

80年前に書かれたものとは思えない。
戦争が始まっているときだからこそ、
子供たちに 本当に大切なものは何か、を伝えています。

叔父さんの存在が、押しつけがましく無く、
上手く伝わるような気がしました。







「おら おらで ひとり いぐも」

TVで 63歳の新人、芥川賞受賞作家、
若竹さんのことが 放送されたのを偶然、目にしました。

作家自身も5年前に ご主人を亡くされて、
今、自然とも心を通わされている様子でした。

小説の主人公も 子ども2人育て上げ、
主人を亡くし「老い」を生きて行く小説です。

本のタイトルに魅かれ、
私も何か 生きて行くヒントがあれば、、、と読んでみたくなり、
図書館へ。

何と「1冊の本で 現在 25人待ちですので、気長にお待ちください。」と。

1人 3週間まで借りられるということは、
半年先? 一年先? 待っていられない。

買って読むことに。

東北弁があちこちに。
声を出して読んでみると、案外、しっくり。

そんなにシリアスでも無く、笑いもいっぱい。
主人公の内からも いろいろな声が聞こえてきます。

最後は、お孫さんとの時間が、温かい気持ちで終わる感動作でした。

人は基本、独りで生きて行くけど、
はやり 人と繋がっているものですね。



“”人生を変える「声」の力“”を読みました。

きっかけは、お風呂に入りながら ラジオを聞いていた時、
その一部分を偶然聞いて、全部読みたくなったからです。 

自分のしゃべる声を録音して、良いと思う声を拾い、
いつもその声が出せるように練習すること

その良いと思う声が
自分の本物の声(=オーセンティック・ヴォイス)

声をオーセンティック・ヴォイスにすることで、
「本当の自分」で生きていくことができるのだ
そうです。

自分自身の本当の声を知ることで、自分の豊かな世界を見いだせるのだそうです。
ーー

声の出し方で

ヨーロッパは石の建物が多く、反響する場所では
声を張り上げる必要がないので、喉は自然にリラックスして
声に深みを帯びて響くようになる。

それに比べ 日本は木と紙(障子、ふすま)の
建物が多く 共鳴しにくいから 
自然と喉に力が入り、胸ではなく喉の上方で響きを作る発声になる。

というところを読んだ時、
とても納得できました。

環境が民族の特性も作り出すのだということを知りました。




この連休を利用して 娘夫婦と孫が わが家へ。

土曜日、雨模様の中、図書館へ行って「ビック ブック」を借りてきました。

読み聞かせ用の大きな本。
孫の背丈より大きい本です。
  


庭に植えていた たった1株のサツマイモも、掘りました。

サツマイモより、葉っぱの間から飛び出したバッタ や
地面にいたダンゴムシに ビックリしていた 孫でした。

台風の影響で、昨晩、凄い雨風でした。

「雨戸がガタガタいうのが、とても うるさく感じた」と 娘。
マンションは、雨戸が無いものね。


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