2005年7月~2006年11月 ベトナムのハノイに住んで、ベトナム生活を満喫しました。
帰国後は、身の回りのこと少し更新しています。良かったらお付き合い下さい。
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毎年7月7日 吉野山では、蛙飛びという行事があります。
蛙とび行事は、大青蛙を乗せた太鼓台が蔵王堂へ練り込み、
法要の後、蛙飛びの作法が行われ、最後に導師の授戒によって
めでたく人間の姿に戻ります。
役行者が産湯をつかったと伝えられる大和高田市奥田にある
弁天池の清浄な蓮の花108本を蔵王権現に供える法会です。
知り合いのSさんが、吉野山に行ってこられて、
送って下った写真です。
民話が残っています。
昔、役小角(行者)の母(刀良売)が、奥田の蓮池で病気を養っているとき、夏のある朝、池の中にまつってある神社に詣でると、白い蓮花が咲いていて、その葉には金色に光った蛙がいました。刀良売は、一本の篠萱を引き抜いて、何気なく蛙に投げつけたところ、それが蛙の目にあたって、目を損じてしまいました。さして、池の中に逃げた蛙は、もとの土色の蛙となって浮いてきました。そして五色の霧も消えてなくなり、一茎二花の蓮も、もとの蓮になってしまいました。それから、この池の蛙は、一つ目であるといわれています。また、この池の蓮は、一本の茎に二個の花をつけた蓮であったので、めでたいとの前兆ではないかとして、朝廷に献じられたこともあったそうです。この異変ののち、この池は捨篠の池と命じられたといいます。
刀良売は、それから病気が重くなり、42歳で亡くなりました。母を亡くした小角は、心に誓って修験道をひらき、吉野山に入って蔵王権現をあがめ、蛙をまつって追善供養をしました。
以来、毎年7月7日は、吉野の山伏が奥田の行者堂にやって来て、香華を献じ、蓮池の蓮(108本)を摘み、それを大峰山中の拝所に供える蓮華会がおこなわれます。また、この日、吉野の蔵王堂では、「蛙飛び」行事がおこなわれます。 「大和高田市史」より
蛙とび行事は、大青蛙を乗せた太鼓台が蔵王堂へ練り込み、
法要の後、蛙飛びの作法が行われ、最後に導師の授戒によって
めでたく人間の姿に戻ります。
役行者が産湯をつかったと伝えられる大和高田市奥田にある
弁天池の清浄な蓮の花108本を蔵王権現に供える法会です。
知り合いのSさんが、吉野山に行ってこられて、
送って下った写真です。
民話が残っています。
昔、役小角(行者)の母(刀良売)が、奥田の蓮池で病気を養っているとき、夏のある朝、池の中にまつってある神社に詣でると、白い蓮花が咲いていて、その葉には金色に光った蛙がいました。刀良売は、一本の篠萱を引き抜いて、何気なく蛙に投げつけたところ、それが蛙の目にあたって、目を損じてしまいました。さして、池の中に逃げた蛙は、もとの土色の蛙となって浮いてきました。そして五色の霧も消えてなくなり、一茎二花の蓮も、もとの蓮になってしまいました。それから、この池の蛙は、一つ目であるといわれています。また、この池の蓮は、一本の茎に二個の花をつけた蓮であったので、めでたいとの前兆ではないかとして、朝廷に献じられたこともあったそうです。この異変ののち、この池は捨篠の池と命じられたといいます。
刀良売は、それから病気が重くなり、42歳で亡くなりました。母を亡くした小角は、心に誓って修験道をひらき、吉野山に入って蔵王権現をあがめ、蛙をまつって追善供養をしました。
以来、毎年7月7日は、吉野の山伏が奥田の行者堂にやって来て、香華を献じ、蓮池の蓮(108本)を摘み、それを大峰山中の拝所に供える蓮華会がおこなわれます。また、この日、吉野の蔵王堂では、「蛙飛び」行事がおこなわれます。 「大和高田市史」より
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Re:無題
蛙の中は、暑くて大変だと思います。
私が子供のころは、理髪店のおじさんが入っていましたが、世代交代し、その家の前のお饅頭屋さんの息子さんが入っています。
金峯山寺蔵王堂修験者と吉野山の人たちで、伝統を守っています。
私が子供のころは、理髪店のおじさんが入っていましたが、世代交代し、その家の前のお饅頭屋さんの息子さんが入っています。
金峯山寺蔵王堂修験者と吉野山の人たちで、伝統を守っています。